金属アレルギー検査を受けたはなし

アトピー
スポンサーリンク

皮膚科へ

前回の記事

銀歯除去のため受診した歯医者から紹介状をもらい、皮膚科へ。
これまでいろんな皮膚科へ行きましたが、金属アレルギー検査対応の皮膚科は初めてです。

歯医者さんから「あそこは混んでるから時間にゆとり持って行ってね」と聞いてはいたけれど、午前の診察開始時間にいくと既に26番目?!
(どうやらアトピー、アレルギーで有名な皮膚科のようでした)

金属アレルギー検査は背中に金属を染み込ませたパッチを貼って反応をみる「パッチテスト」
検査日は曜日指定となっているので、日を改めて検査を受けます。

お風呂禁止

金属アレルギー検査のパッチテストは、1日目に背中に被疑物質を貼り、48時間置いて3日目に皮膚の反応で判定します。
検査する金属は16種類

・塩化アルミニウム(アルミニウム)
・塩化金酸(金)
・塩化第二スズ(スズ)
・塩化第二鉄(鉄)
・塩化白金酸(プラチナ)
・塩化パラジウム(パラジウム)
・三塩化インジウム(インジウム)
・四塩化イリジウム(イリジウム)
・塩化亜鉛(亜鉛)
・塩化マンガン(マンガン)
・臭化銀(銀)
・塩化コバルト(コバルト)
・塩化第二水銀(水銀)
・重クロム酸カリウム(クロム)
・硫酸銅(銅)
・硫酸ニッケル(ニッケル)

プラス、基準となるワセリンの17種類のパッチを背中に貼ります。
(この時点で痒くなりそうな予感しかしない)
生活の中でこんなたくさんの種類の金属と肌は触れているんですね。

自分は見れないので、写真撮ってもらいました

パッチテストは水がかかると剥がれやすくなるので、お風呂はNG。
直接当てなければシャワーはOKとのことでした。

結果は予想通り

背中に金属を貼ってから半日もしないうちに、背中がかゆくなってきました。
翌日起きたら、このアレルギー検査と関係があるのかわかりませんが、顔全体も赤くなってます。

どの金属かわかりませんが、この時点で金属アレルギーがあるのがわかります。

待ちに待った3日目、朝一番で皮膚科へ。
背中のパッチを剥がして30分、時間を置いて判定します。
剥がしたときはこちら

3箇所、明らかに色が変わってます。

30分待って出た結果がこちら

塩化金酸、塩化パラジウム、塩化コバルトで反応が出ていました。
銀歯に使用されている金属は「金、パラジウム、銀」の3種類とのこと。

私は金とパラジウムで反応が出ているということは、銀歯がアレルギーの原因になっていたようです。
ちなみに「コバルト」は、ピアス 指輪などのアクセサリー類や、化粧品に含まれています。
これまでアクセサリー類や化粧品が苦手な原因がこれでわかりました。

この金属アレルギー検査は保険適用でできます。
私の場合、歯医者への紹介状(結果報告)発行を含めて保険3割負担でトータル2500円くらいでした。
(初診料、血液検査代除く)

アトピー持ちの方は25%の割合で金属アレルギーがあるそうです。
私のこの結果、これまでの生活で感じていたことの答え合わせのようでした。

自分に合わない金属類を生活から遠ざけることで、お肌の症状も改善される可能性があります。
アトピー持ち&銀歯がある方、金属アレルギー検査一度受けてみてはいかがでしょうか。

おまけ

金属アレルギー検査とあわせて、アトピー持ちということで血液検査もしました。
結果は

IgEは安定の基準の6倍、4桁です

やっぱりマラセチアで反応してますねぇ。

 

タイトルとURLをコピーしました