冬至から始まる恒例行事
12月に入り、15、16日の世田谷ボロ市が終わると、
次は早稲田にある穴八幡宮にて「一陽来復御守」の授与が年末の恒例行事です。
穴八幡宮の「一陽来復御守」は「金銀融通のご利益がある」として商売繁盛や開運、金運UPのお守りとして有名です。
このお守りの領付は、毎年「冬至から節分まで」の期間限定。
しかも、このお守りを祀るタイミングは冬至、大晦日、節分の3回のみ。
今年も穴八幡宮へ行ってきました。
気になる待ち時間は?
穴八幡宮の最寄り駅は地下鉄東西線「早稲田駅」
駅ホームにも案内が出ています。
出口2番を出て早稲田通りの左手を見ると、赤い鳥居が見えます。
赤い鳥居を目指して歩き、3分ほどで到着
コロナ前は階段沿いにも屋台が出て賑わっていましたが、今は落ち着いた雰囲気です。
階段を登って、お守りが領付されている境内へ
平日の夕方に行ったのが良かったのか、空いています。
待ち時間0分でお守りが購入できました。
「一陽来復御守」昨年から800円→1000円に変わってます。
授与後の参拝はそこそこ並んでます。
帰りは早稲田通りをさらに西へと進みJR高田馬場駅へ
由来の案内板がありました。
起源は1062年。源義家まで遡ります。その後1600年代に徳川家の祈願所となり、以降江戸時代から商売繁盛や開運、金運UPの人気スポットとなったようですね。
毎年一陽来復の領付が始まる冬至当日は、早朝から長蛇の列となり数時間並ぶ覚悟が必要です。冬至(初日)にこだわらなければ、平日の方が空いているので、待ち時間も少なくてすみます。
◎冬至~大晦日:午前8時から午後7時まで
◎正月~節分:午前9時から午後5時まで
冬至が過ぎてから大晦日にかけての平日が、待ち時間も少なく、お祀りするチャンスも2回あるのでおすすめです。
年越しのイベント
「一陽来復」は授与して終わりではなく、決められた日時に決められた方角へ部屋のなるべく高い位置に貼ることで、ご利益が得られると言われています。
決められた日時は、冬至、大晦日、節分、この3日の夜中0時のみ。
一度貼ったら一年間動かしてはダメ。途中で落ちたり外して貼り直してもダメ、の一回勝負です。
御守の形は変形した筒型なので、事前準備は用意周到に。
我が家は剥がせるシールを貼った白い紙を事前に壁に貼っておいて、大晦日からお正月に変わる瞬間に御守を貼り付けています。
(毎年、年が変わる瞬間はイスの上で背伸びしてます)
「一陽来復」を貼る方角は毎年の恵方になります。今回はこちら
恵方が△印の亥子(345°)なので、恵方に文字が向くようにして御守を貼る◯印は巳午(165°)となります。
我が家は大掃除の後、部屋の中心地からスマホの方位磁石を片手に「一陽来復」を貼る準備が年末のイベントとなってます。
江戸時代の江戸っ子たちも、大晦日こんな感じに年越し準備していたのかなぁと思いを馳せてしまいます。