右利き、左利きどちらですか?
私の場合、利き手は右手
(悲しいかなタイピングも右手ばかりがよく動く)
じつは身体の目や耳、足などにもそれぞれ利き側があり、手が右利きだからといって、
身体全体で右利きというわけではないようです。
今回は利き目、利き耳、利き足のおはなし
利き目の調べ方
目も右と左、よく使う方の目、使いやすい方の目があります。
近くを見る時、遠くを見る時など視界のピントを合わせるのが「利き目」
目は利き目を軸としながら、一方の目で利き目を補い立体的にモノを見ています。
① 親指と人差し指で輪をつくる(OKサイン)
② ①で作った輪の中に対象物が入るようにして両目で見る
③ ②の状態で片目ずつ閉じて対象物を見る
④ ③で右、左どちらの目で見た時、対象物のずれが少ないほうが「利き目」
こんな感じで試すと、私の利き目は「左目」でした。
生活の中でもカメラのファインダーを覗く目が「利き目」とわかります
利き耳の調べ方
利き耳の調べ方は普段の生活場面でわかります。
・普段電話をかけるとき、右、左どちらの耳に電話をあてますか?
・小さな音を聞き取ろうとしたとき、どちらの耳に手をあてて聞こうとしますか?
右耳にあてる場合、右が利き耳
左耳に当てる場合、左が利き耳とわかります。
利き足の調べ方
足は「利き足」と「軸足」があります。
利き足は利き手と同じ用に細やかな動作をし、
軸足は「軸」として身体を支える働きをしています。
・あぐらをかく → 上にくる方が利き足、下にくるほうが軸足
・ズボンをはく → 先に足が上がるほうが利き足、床に足がついている方が軸足
・片膝をついて床に座る → 床についている方が利き足、膝が立っている方が軸足
利き側は右・左どっち
左利きの人は右脳型、右利きの人は左脳型とよく言われます。
目、耳、足も同じく交差する形で右脳、左脳というように、
人の身体の右半身の動きは左脳、左半身の動きは右脳と密接に繋がっています。
◎左脳は、論理的・分析的・数量的な思考に優れているので、
物事を理詰めで考え、言葉や数字などで説明することが得意
◎右脳は、直感的・総合的・空間的な思考に優れていて
物事を感覚的にとらえるので、図やイメージで説明することが得意
と、利く側(脳)で思考のタイプも異なります。
利き手、利き目、利き耳、利き足がすべて右側なら、利き脳は左脳
その逆なら利き脳は右側と判断できそうです。
私の場合、利き側をためしたところ
利き手、利き足は右、利き目と利き耳は左、
と身体のパーツによって左右優位が分かれました。
外部からの情報をインプットする目、耳は左(右脳)で
アウトプットする手、足は右(左脳)ということでしょうか。
(利き目が左、利き手が右と分かれている割合は8%ほどだそうです)
利き目と利き足の左右が異なる場合、野球やゴルフなど片側に軸をとるようなスポーツをするときに利き側が異なるので多少の影響がでるようです。
(かつてスキーは好きでも、スノボは苦手だったのは、利き目と利き足が左右違ってたからかも?)
手だけではなく、目や耳、足などの利き側(脳の繋がり方)を知っておくと
普段の行動のちょっとした傾向をつかむことができそうですね。