10月に入って暦はすっかり秋ですが、いまだ30℃近く気温が上がる日が続いています。
夏に活躍してたハッカ油、まだまだ必需品。
今日はハッカ油についてのおはなしです
ハッカ油ってなに?
ハッカ油は「ハッカソウ」というミントの種類の植物を乾燥させ抽出した植物油です。
「ミント」はシソ科系ハッカ属の植物の総称で
歯磨き粉やアロマオイルで見かける「ペパーミント」や「スペアミント」は洋種ハッカ
ハッカ油で使用される「ハッカソウ」は和種ハッカと呼ばれています。
ハッカ油の主成分は「メントール」
メントールの含有量はペパーミントを上回り、
香りはペパーミントよりも鋭くスッキリとしています。
(ペパーミントより香りが弱いスペアミントにはメントールが含まれてません)
ハッカ油にはこのスッキリとした香りの他
防虫効果、抗菌効果、リラックス効果などがあります。
ハッカ油の使い方
ハッカ油スプレー
・マスクにシュッとひと吹き:
特に花粉症や風邪の時、清涼感のある香りで鼻の通りもよくなります
・消臭スプレーとして:
ハッカ油は消臭・抗菌効果があるので、キッチンや玄関、靴箱などにシュッとひと吹き
・虫除けスプレーとして:
外出時や網戸に虫除けとして
・床掃除に:
床を水拭きするとき、雑巾にシュッとひと吹きから拭き上げると
お部屋が爽やかな香りになります。
① スプレーボトルに無水エタノール10ml入れる
② ①にハッカ油を10~20滴加えてよく混ぜる
③ お水を90ml加える(水道水でもOKです)
できあがり!
※無水エタノールなしでお水とハッカ油スプレーはできますが、
水と油は分離するので、使用する前によく振ってから使用します。
マウスウォッシュやハッカ水として
食事をしたあとなど、口の中をサッパリさせたいときマウスウォッシュとして
ハッカ水として飲むと胃腸をスッキリさせる効果があります。
※ただし飲用可能なハッカ油は「食品添加物」と表記のあるものに限ります
ハッカ油風呂
お風呂に入る前に湯船に数滴ハッカ油を入れます。
特に夏場は湯上がりもサッパリと過ごせます。
ハッカ油が1本あれば、生活の中でいろいろと活躍する万能アイテム。
特に気温の高い季節は、ハッカの清涼感のある香りでスッキリした気分になれます。
今年はハッカ油、まだまだ活躍しそうです。
おまけ
和種ハッカの主成分はメントールですが、
それは「ハッカ脳(メントールクリスタル)」とも呼ばれています。
和種ハッカはもともと「ハッカ脳」の析出が目的で、
「ハッカ油」はその副産物でできたものだそうです。
調べてみると「ハッカ脳(メントールクリスタル)」は100gで1400円くらい。
小さな結晶の形をしており、ハッカ油よりもコスパがよさそうなので、
今度はこちらも試してみようかしら。