松葉ジュースつくりました

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松葉って食べれるの?

松と言えば「松竹梅」縁起物に出てくることば。
身近なところで言えば、日本酒の「松竹梅」(飲んだことないけど)
近所の薬局で見かける「松寿仙」の、のぼり広告。

こんなざっくりした程度の認識でしたが、最近ネットで
「松葉ジュース」という言葉をよく目にするようになりました

松葉って食べれるの?
どうやら松葉を水と一緒にミキサーにかけて濾すと
緑色の爽やかな飲み物になるようです。

松葉を買ってみた

気になったら試してみたくなってきたので、
さっそく松葉をメルカリで購入。

松葉は赤松と黒松とあり、赤松の方が有名ですが、
どちらも薬効に大差はないそうなので、
黒松のお試しサイズ(100g)を購入しました。

発送にあわせて採取されたものなので、艶があります

袋の裏面には出品者からのメッセージが
(メルカリのやり取りは、こんなほっこりする場面があるのが好きです)

当初松葉ジュースと松葉サイダーを作ろうと考えていましたが、
せっかくなのでヨーグルトも作ってみます。

松葉でいろいろ作ってみた

松葉ジュース

松葉を外して

軽く水で洗ったあと(常在菌を残すため洗いすぎないほうが良いです)
ミキサーに松葉とお水を入れて30秒くらい回します。

あとは、茶こしで濾して出来上がり。
(ミキサーにかけることで松葉の緑の部分がお水に出ます
搾りカスが白っぽくなっていればOK)

さわやかな緑色のジュースができました。

味は、松葉の香りとどこか青(草)っぽい、苦味はなくすっきりとした味。
昔、便秘解消のためにと飲んでいたアロエジュース(アロエをミキサーにかけたもの)の味に似ている気がしました。
りんごジュースと割って飲むのもよさそうです。

松葉サイダー

お水に砂糖を加え、その中に松葉を入れます。
(砂糖はお水の量の5~10%、松葉はできるだけいっぱい容器につめる)

松葉を砂糖水につけて数日日当たりのよいところに置いておくと
松葉についている酵母菌が発酵して炭酸ガスを発生させ、サイダーができます。

窓下に置いて1日 プチプチ発酵してきました

最初ガラス瓶でお水を口のギリギリまで入れて作ったら、
発酵して2日目くらいでお水が蓋から溢れてきたので
ペットボトルで再度やり直しました。

きび糖を使ったので茶色くなってます

3日目で我慢できず味見

コップにいれると、炭酸の細かい泡がシュワシュワしてます

発酵した香りがします。
味は手作りらしい自然な味、少しジンジャエールっぽいかなとも思ったり。
炭酸は弱めなので砂糖多めに味を濃くして、炭酸水で割って飲んでも美味しいかも。

(松葉サイダーを作るやり方でさらにしばらく発酵を続けさせると松葉酒になります)

松葉ヨーグルト

豆乳に松ぼっくりと松葉をいれるとヨーグルトになるそうなので、試してみました。

 

今の季節は1日常温に置いておくと、発酵して豆乳がぷるんとしてくるそうなのですが

 

失敗しました(涙)

 

松葉の香りはしますが、ぷるんともとろりともせず
がんばって表現すると「のむヨーグルト(薄め)」
これは次回再挑戦せねば

松葉の効果

松葉にはクロロフィル、ケセルチン、テルペン精油、ビタミンなどが含まれていいます。

・クロロフィル(葉緑素)
 血液をサラサラに浄化する作用があります
 胃、腸の運動を活発にするはたらきもあります

・ケセルチン
 ポリフェノールの一つ
 血流を改善したり、動脈硬化を抑制するはたらきがあります

・テルペン精油
 血中コレステロールを取り除き、クロロフィルと同じく血液をサラサラにする作用があります
 また鎮静・鎮痛作用があり、リラックスやリフレッシュ、疲労回復によいといわれています

・ビタミン
 抗酸化作用の高いビタミンC、粘膜を守るビタミンAが特に豊富

さらに良質のタンパク源となる必須アミノ酸も含まれていて、黒松葉にも含まれますが
赤松葉の方がアミノ酸量が多いです。
(だから赤松葉の方が有名なんですね)

これらの働きで松葉は抗酸化や増血作用、体内の老廃物や毒素を排出する力が強く、
高血圧改善、動脈硬化の予防さらには抜け毛予防や育毛、不眠改善、老化防止など
さまざまな疾患に効果があるといわれています。

中国では仙人が長寿の秘薬として食していたというほど。
(漢方薬局の幟で見かけた「松寿仙」ってそういうことだったのか!)

ヨーグルトは失敗してしまったけど、松葉ジュース、松葉サイダーは美味しくいただきました。
特に松葉サイダー、プクプクと発酵していく変化は見ていてたのしい!
おすすめです。

おまけ

まだ松葉が残っていたので、松葉焼酎漬けをつくることにしました。
20度以上のお酒に松葉と砂糖を入れて密封して置いておくだけ。
(果実酒の作り方と同じですね)

お試し量なのでこのくらい

こちらは寒くなるまで出来上がりを待つことにします。

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