チョコレート入ってるでしょ
30代の一時期、アトピーが酷くなったことがありました。
そこで保湿剤プロペトと出会うのですが。
当時、身体のあちこち赤みが出てい痒そう、でも薬は極力飲みたくない私の姿を見かねて、
姉が漢方と鍼灸治療をやっている先生を紹介してくれたことがありました。
個人の体質を診て対応する東洋医学の方が、身体への負担が少ないと思い、
その先生に診てもらいに行くことに。
随分前の話なので細かい話は忘れてしまいましたが、
特に印象に残っているのは、私の話を一通り聞いた後の先生の一言。
先生「今、カバンの中にチョコレート入っているでしょ」
(・・・なんでわかるの?!)←私
当時、小腹が空いたとき用にいつもチョコレートを携帯していました。
先生「はい、机の上に出して」
(ドキドキしながら、チョコレートを取り出す)
先生「今の状態から良くなりたいなら、このチョコレートはこの場で捨てる!」
(まだ、一粒しか食べてなかったのになぁ・・・)
このチョコレートが痒みの原因(の一つ)になっていると聞きながら、
さすがにカバンに戻す勇気もなく、その場でゴミ箱行きとなりました。
※アトピーが酷い人はだいたい「パン(小麦粉)」「チョコレート」「アルコール」など
肌に悪影響をもたらすものを特に好む傾向があるとのことでした
小腹が空いたときに食べるものを変えた
上述のアトピーが酷かったときは、
朝出勤時にコンビニでチョコレートやクッキー、お菓子などを
買っては昼間「小腹が空いた」と口にして、
夕方には「晩ごはん出来上がるまでお腹が持たない」と
帰宅後すぐに食べれるお惣菜の揚げ物を買って帰っていました。
もちろん、晩酌付きの晩ごはん。
こんな食生活では漢方の先生に言われた通り、アトピーが治る気がしません。
その後、治療院でもらった漢方薬やプロペトを使って酷かった時期を脱してからは、
アトピーの小さな波はあるけれども酷くなることはありません。
元々丈夫ではない胃腸も年齢を重ね、それなりに弱くなってきたこともプラスして
この数年、スナック菓子やチョコレートを食べる機会がグッと減ってきたことも影響してると思います。
代わりに食べるようになったのが
◎自家製アーモンドフィッシュ
◎甘いチョコレートの代わりにディーツ(なつめやし)
◎チョコレートも時々食べたくなるのですがその場合はこちらを少しづつ
(カカオ100%なのでで苦味がありますが、美味しい&少量で満足できます)
◎暑い季節ならでは!ミニトマト
みずみずしくて甘みがあるので、食事以外でもパクっとつまんでます
食べたもので身体がつくられる
人の身体はその人が「食べたもの」を腸が吸収していくことによりつくられます。
身体を細菌やウィルスなどの外敵から守り、体内の異物や不要物の排除をする免疫細胞の
約70%は腸に存在すると言われています。
アトピーは食べたものから入ってきた毒素を上手く身体の中で処理ができず、
皮膚へ出てきてかゆみにつながる免疫疾患の一つ。
腸内環境を整える → 免疫力UP → アトピーの改善へとつながります
◎私のチョコレートの件はこれと真逆で
「チョコレート」は砂糖や植物油脂が多い
→ 腸を炎症させる要因になる
→ アトピー悪化
とつながるので、「良くなりたいのなら、捨てて」と言われた訳です
◎「パン」も砂糖が多く含まれていて、さらに小麦粉に含まれるグルテン(グルアジンタンパク質)が
腸壁を傷つけアトピーの原因物質を体内に取り入れやすくしてしまいます。
◎「アルコール」にも糖質が含まれており(特にビール&日本酒)、
また利尿作用で身体が脱水状態になり肌を乾燥させることにも。
※アトピーが酷かった時期、ビールを飲むとさらに痒みが増していたのはこのせいだったのか
でも量は減らせどビールは止められない!
チョコレートもパンもアルコールも好きなんですけどねぇ。
何事も自分の体質を見極めてホドホドにして、
それに変わる自分好みのおやつを口にするほうがよさそうです。