生活ににがりをプラス
前回スキンケアについて化粧水代わりに温泉水を使っていると紹介しました
最近はその温泉水に「にがり」を入れて使ってます。
(100mlに30滴くらい混ぜてます)
「にがり」にはミネラルが豊富でその一つに「マグネシウム」が含まれています。
そのマグネシウムが肌のターンオーバーに働きシミの改善にもつながるようです。
(私は、まだその効果がわかりませんが)
それ以外でも普段の食事に「にがり」をプラスして生活しています。
今日は「にがり」について紹介していきます。
あせもができたら海に浸かれ?
子どものころから「あせも」ができやすい体質でした。
実家は海から車で15分ほどのところだったこともあり、
夏になると海に行って、海に浸からされていました。
「海水浴にいくと、あせもが治る」
昔から知られる民間療法ですが、
これは海水に含まれているさまざまなミネラル成分が
作用しているとも言われています。
「にがり」が花粉症対策?
今年に入ってたまたま見かけたネットの記事で、
「花粉症対策ににがり」と見かけ、
花粉症=アレルギー反応なので、アトピー対策にもよい?
と調べていくと、にがりに多く含まれている成分がポイントのようでした。
「にがり」の成分は
にがりは昔から豆腐を作る時の凝固剤として使われています。
にがりは海水を凝縮して塩を取り除いたもので、
塩を取り除いた時点で残っている液体には
「塩化マグネシウム」「硫酸マグネシウム」「塩化カリウム」
などのたくさんのミネラルを含んでいます
※にがり=苦汁の苦味は「硫酸マグネシウム」から来ています
マグネシウムは体内酵素を活性化さまざまな生理機能に関係するミネラルで、
その一つに腸内の水分吸収を高める働きがあり、
排便をスムーズにする作用があります。
20年ほど前の「にがりが便秘に効く」と流行ったことがありました。
これはにがりに多く含まれている「マグネシウム」からだったんですね。
にがりの働き
にがりに含まれる「マグネシウム」の働きで、
排便がスムーズになると、腸内環境も整います。
免疫細胞の70%は腸に存在しているので、
(「こころとからだの免疫学」より)
腸内環境が整ってくると、免疫力UPも期待できます。
→アレルギー反応は免疫の異常な働きで起こる
→にがりを使うことで腸内環境が整い、免疫力も整う
→花粉症やアトピーの改善につながる???
という流れのようです。
天然にがりがおすすめ
にがりには「天然」と「精製」にがりがあります。
・天然にがり:
「天然にがり」「粗製海水塩化マグネシウム」「塩化マグネシウム含有物」
などの表記されているもの
・精製にがり: 「塩化マグネシウム」と表記されているもの
天然にがりの方が精製されていない分、海水に含まれるミネラルも多く含まれています。
スーパーにもいろんな種類のにがりがありますが、商品によって成分含有量が異なります。
私はこちらのにがりを使用しています。
亀山堂はにがりを専門に扱っているメーカーで、
「赤いにがり」は100ml中に含まれるマグネシウムが6500mgと
ダントツにマグネシウムが豊富が含まれています。
(栄養補給のための食品としての目安は「1日30滴」)
本品は1リットルと量もたっぷりあり、しばらく使えます
さらに携帯できる小さな詰替えボトルと「にがり活用術」「にがりの解説」
も入っています。
亀山堂のにがりを購入する前はスーパーで見かけた
「海の精」 濃厚にがり液 海の調べ
を使っていました
こちらも、にがりについての使い方とQ&Aが入っています。
海の調べは50mlの滴下しやすい容器だったので、使い終わった容器に今は亀山堂のにがりを入れて食卓で使っています。
使用感は?
にがりの使用については、商品に添付されていた使い方を参考につかっています。
化粧水以外にも、普段の飲み物や炊飯時やお味噌汁ににがりをプラスしたり
毎日使うことで、快腸&肌の調子も良いです。
さらに、マグネシウムは筋肉の緊張を和らげる作用があるので、
肩こり防止にお風呂上がり、肩に塗ったりもしています。
にがりをど~んと使うのが勿体なくって、私はまだ試したことがないのですが、
にがりをコップ一杯程度お風呂に入れると、マグネシウムの効果で
鉱泉(にがり温泉)になるそうです。
(にがりの元は海水なので、お風呂に入れると「あせもに効く」と言われた海水っぽくなりますね)
アトピー体質との長い付き合いで、対症療法の薬を使って症状を抑えるよりも、
こんな感じで身体が心地よく過ごせることを普段から少し意識して生活しています。