アトピーとのつきあいかた スキンケア

アトピー
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プロペトとの出会い

30代に入って、生活が大きく変わった時期があり、
仕事や生活のストレスから、アトピーが酷くなっていました。

両手の指は手湿疹で絆創膏だらけ、
顔も梅雨時期は、アトピーで赤ら顔
当時使用していた化粧水も乳液もヒリヒリして使えない。

それでもアトピーの薬(ステロイド)は過去の経験から極力避けたくて。

・内服薬は、体質的に眠くなりやすく、
自然な眠気と異なり薬の副作用で起きる眠気は、
頭の中を力技でねじ伏せられるように眠たくなるのがとても不快。

・ステロイドが入っている塗り薬は、
10代の時「おでこ」だけにできた酷いアトピーを抑えるため
ステロイドを塗って皮膚がゴワゴワ固くなってしまったことがあるので、
顔には塗りたくない

できるだけステロイドは使いたくない旨伝え、受診した皮膚科のDrからは
手湿疹については「家事や水仕事やらなければ、治りますよ」と
全くできる気がしないことを言われつつ・・・

顔にも使えるとのことで、保湿剤として「プロペト」を処方してもらいました

プロペトは眼科用や一般軟膏の基材にも使われる刺激の少ない皮膚保護剤
(参考 MEDLEYより)
市販されている「白色ワセリン」よりも純度が高い(不純物が少ない)ものです。

副作用として「(頻度不明)接触性皮膚炎」とありますが、
プロペトは私の肌質にあったようで顔に塗ってもヒリヒリしない。
プロペトの保湿効果で肌の調子もよくなってきました。

最初は様子見で20g程度の処方でしたが、次に受診したときは100gと
多めに出してもらうようになりました。

これまで使っていた市販の乳液は、
(なんやかんや言っても)有効成分以外の物質も含まれています。
そのどれかが刺激になっているとしたら・・・
それなら(不純物が少ない)プロペトを使っていた方がいい、となり、
アトピーが落ち着いた後も引き続きプロペトを洗顔後に使うようになりました。

そのうちプロペトはネットでも買えるという情報を知り、
ネットで500gのボトルで購入するようになります。
(1,900円くらい)

伸びが良いので、少量を薄く伸ばすだけで顔、全身に使えます
私の場合、500gで半年は持ちました。

そしてサンホワイトへ

数年はプロペトを使っての生活でしたが、
その後しばらくしてプロペト500gの一般販売がなくなり
(現在は100gのチューブ式のものが販売されていますが、
すでにボトルでの使い勝手の良さと500gの値段を知っているだけに買う気にならず)

今はサンホワイトを使っています。

サンホワイトは400gで3,000円とプロペトよりも値段が上がりますが、
プロペトよりもさらに精製度が高い商品です。

白色ワセリン、プロペト、サンホワイトは石油を原料とした保湿剤ですが

白色ワセリン <  プロペト < サンホワイト

の順に精製度が高く右へ行くほど皮膚への刺激も少なくなります。
プロペトは「医薬品」ですが、サンホワイトは「化粧油」

サンホワイトは不純物が少ないので化粧下地にも使えます。
(ただし、油分ではあるので紫外線に当たると油焼けすることもあり
日差しが強い時期は薄くサンホワイトを塗った後、
日焼け止めをつけるなど注意が必要です)

化粧水代わりの温泉水

上述のアトピーが酷かった時期に実家へ帰省した時、
たまたま土産物屋で地元の温泉水ミストを見かけ試したところ
それまで使っていた市販の化粧水と違い、肌への刺激がなく使えました。

そのうち、その温泉水が汲めることを知り、
この10年ほど、地元の温泉水をスプレーーボトルにいれて
化粧水代わりにパシャパシャたっぷり使っています

シンプルが一番

頭皮も市販のシャンプーが合わなくなり、今は湯シャン生活です。

スキンケアも市販品が合わなくなり温泉水とサンホワイトだけです。
普段もノーファンデで市販品に含まれている合成成分に触れない生活です。

私はシャンプーもスキンケア用品もメイク用品もほとんど使わないので、
肌ケアについてはコストがほぼかかってません。
使うものが少ない分、手順もシンプルなので
朝晩の洗顔時、化粧水代わりの温泉水やサンホワイトを
顔につけたときはしっかり浸透させるようにしています。

私はメイクにそこまで興味がないので、
できる生活ではあると思いますが、
合成成分の肌負担がない分、以前の様なヒリヒリすることがなくなり快適です。

肌(皮膚)と腸は密接な関係があると言われています。
(年齢とともに気になるシミも内側からのケアが重要と言いますし)

アトピー持ちの生活は朝晩のスキンケアだけではなく、
快適な腸内環境(食生活)とのバランスも必要になってきます。

アトピー持ちで気がついた食生活についてはまた別の機会に。

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