暑い夏がやってきました
休日は普段履いている靴から、サンダルに履き替える方も多くいらっしゃると思います。
そのサンダル、素足感覚を呼び戻すワラーチにしてみませんか。
ワラーチってなに?
ワラーチとは、メキシコの山岳民族「タラウマラ族」が履いているサンダルです。
タラウマラ族は世界一走り続ける民族とも言われており、
100K以上の長距離をケガ無く&速く走ることができるそうです。
ワラーチは廃タイヤに革紐を通してできたサンダル。
底が薄いので素足の感覚で歩いたり走ったりすることができます。
現代はクッション性が高い靴が多く、
人間の身体が本来持っている接地時の衝撃を和らげる足の機能が
退化していると言われていまます。
底が薄く素足感覚で歩けるワラーチを履いて歩くことで、
この機能を回復する効果、
体幹を鍛えるが効果があるようです。
足の骨の数は?
足は第二の心臓ともよばれるほど、人間の身体にとって大切な場所。
(足裏には全身のツボもありますね!)
※足:足首から足先の部分のこと
全身の骨の総数は206個あり、
そのうち足の骨の数は片足で28個、両足で58個
足の骨は全身の骨の1/4を占めます。
これだけたくさんの骨が複雑に集まり、身体を支えているんですね。
この数はほぼ手(手首まで)の骨と同じ。
つまり足の指も手の指のように可動するということ。
しかし、現代人は普段、革靴やパンプス、スニーカーに足の指を収めて生活しているため
足指が動きにくくなっています。
足指を鍛えることは、身体のバランス維持や歩行速度の向上につながります。
ワラーチは底が薄いので裸足で履くことで、素足に近い感覚になり、
歩いたり、走ったりすると足指や足底筋(土踏まず)を鍛えることができます。
ルナサンダルを履いています
私は普段散歩に行くときは、「ルナサンダル」を履いています。
※黄色いストラップの部分が紐状になっている別社製のワラーチや
材料を用意して自分で作ることもできます
春にワラーチの存在を知り、早速試してみたくなりました
私にとって「ルナサンダル」は「初ワラーチ」です。
この「ルナサンダル」を選んだ理由は主に3つ
・ソールがある程度の厚みがありしっかりしていること
(ただし、靴ほどの衝撃吸収はほとんどありません)
・事前に下のサイトで自分の足サイズを調べることができる
(私は足が大きく、いつもサイズ選びに泣いていたのでこれはありがたい!)
※このサイトで自分のサイズを選び「拡大縮小100%」で印刷、
実際に足をのせてサイズを確認します
私は通販で購入しましたが、
お店によっては該当サイズがない場合もあるので注意が必要です。
歩くのが気持ちいい!
ワラーチを履いて歩くと、足の指が締め付けられないこと、
足の指が開いてグッと地面を踏みつける感覚、とっても気持ちいいです。
特に暑い季節、足指の締め付けがない開放感は涼しい!
ワラーチは「走る民族」タウマラ族の履物が元になっているだけあり
ランニング用サンダルとして、ランナー界では有名なようです。
そういえば、飛脚が履いていた履物は「わらじ」
(Wikipediaより)
ワラーチと形も名前も似ていますね。
飛脚もわらじで長距離を走っていましたし、
足先は雪駄やビーチサンダルに似ていますが、
かかとが紐で固定されているので、
この形は走ることに向いているようです。
私は走るのが苦手なもので、もっぱらウォーキング中心なのですが、
ワラーチで10K歩いても足は痛くなりません。
ワラーチで颯爽と走る姿はかっこいいなぁと思いつつ、
涼しくなってきたらワラーチで高尾山にでも登ろうかなぁと考えています。
おまけ
先月から散歩に出かけるとき履いているので、そろそろ日に焼けてきました。
仕事のときは隠れるので、足の甲がワラーチ焼けしているのは内緒です。