いつものお茶を変えてみた
初夏からしばらく、どくだみ茶を飲んでいました。
家で飲むお茶といえば、家族は通年「緑茶」か「ほうじ茶」で、
ときどき一緒にいただくこともありますが、
私は季節や気分によっていろいろ変わります。
(むしろ、その時々で興味があるお茶を飲んでいます)
このところ「チャーガ茶」という言葉をよく見かけるようになりました。
なんでも「免疫力アップ」や「デトックス」の効果が期待できるとか、
気になってためしてみました。
購入したのはこちら
今回はチャーガ茶についてのおはなし
チャーガってなに?
チャーガは別名「カバノアナタケ」「シベリア霊芝」と呼ばれる
白樺に寄生するキノコの一種
チャーガの名前はロシア語の「チャガ」(古い幹にできる黒いきのこ様のコブ)が由来で、
自然の中ではこんな姿のようです
わたしの知ってるキノコとは思えない姿、 お茶にして飲んだ先人の知恵はスゴイ!
チャーガは白樺の木の樹液を吸いながら10~15年かけて大きくなります。
白樺に寄生して成長し、最後は白樺の木を枯らしてしまいます。
チャーガはそれだけ生命力があり、成長するまで長い年月がかかることため、
希少価値があるキノコとして、「幻のきのこ」「森のダイヤモンド」とも呼ばれています。
チャーガはロシアなど寒い地域で育ち、日本では北海道や東北地方などで生息しています。
チャーガ茶の効能
チャーガの有効成分
チャーガで特徴的な有効成分は
◎β-グルカン:
病気に対する抵抗力である免疫力を高める作用があります。
含有量はキノコ類で最多、その吸収率も他より高いと言われています。
◎SOD酵素:
活性酸素を取り除く抗酸化酵素。
含有量はほうれん草の250倍、アガリスクの20倍と言われています
この他、フラボノイド、リグニン、サポニン、各種ビタミン・ミネラル、食物繊維などが含まれています。
チャーガ茶の効能
・抗酸化作用
・免疫力向上
・抗アレルギー作用
・ガンの抑制
・便秘解消
・血糖値、コレステロール値を下げる
免疫力を高めるβ-グルカンの作用で、アレルギー症状の改善や抗腫瘍作用があり、
活性酸素を取り除くSOD酵素による老化や生活習慣病の予防に
食物繊維による便秘解消作用などさまざまな効能があります。
チャーガ茶を飲んでみた
チャーガ茶の作り方
市販のチャーガは「ブロック」「ティーパック」のものもありますが
私が購入したチャーガ茶はチャーガを「粉砕」したもの
チャーガ5g(大さじ1)を1Lのお水に入れて弱火で20~30分煮出しします
(味が濃い・薄い場合は量をお好みで加減します)
チャーガ茶を市販のティーパックに入れて煮出すこともできますが、
一度煮出したチャーガはそのあと2,3回繰り返して利用することができます。
わたしは一回煮出したら、茶こしを使って取り置きして再利用しています
チャーガ茶を飲んだ感想
チャーガ茶は写真のように麦茶のような色合いです。
香りは「かすかに」キノコのような香りがします。
味は、香りで感じたキノコはどこへいった?と思うくらいクセがなくてサッパリです。
そして、ホットでも冷めても飲みやすい!
味にクセがないので、他の茶葉とブレンドしたり、コーヒーをチャーガ茶で淹れたり、
料理(お味噌汁のお水代わり)に使ったりと
いろいろとアレンジしてチャーガの効果を取り入れることができそうです。
おまけ
ノンカフェインのチャーガ茶は副作用の心配はないといれれています。
(ただし、きのこアレルギーの方はアレルギー反応の注意が必要です)
わたしの場合、体質との相性かと思いますが、
チャーガ茶を飲むと、他のお茶を飲んだとき以上にトイレが近くなる(利尿作用)
があるので、就寝前と外出前には飲むのを控えています。
でも、免疫力UPやアトピーにも効果があり、飲み口もサッパリして飲みやすいので
これから風邪が流行る季節、しばらくチャーガ茶を愛飲することになりそうです。