アトピーとのつきあいかた 食生活で意識していること

アトピー
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腸と皮膚はつながっている

「アトピーとのつきあいかた」前回はおやつ編として、小腹が空いたときに食べているものを紹介しました。

ここでも「食べたもので身体がつくられる」と書きましたが、
食べたものを消化する「腸」と「皮膚」は密接に関係しています。

例えば便秘が続くと、吹き出物ができたり肌が荒れやすくなりますよね。
腸内環境のバランスが崩れると、腸から食べたものの栄養が吸収されにくく、
同時に有害なものをブロック(排泄)できなくなります。

そうなると、身体に栄養素を届ける血液にも影響を及ぼし、
結果、肌の健康バランスも崩れてしまいます。
一方、免疫細胞の約70%は腸に存在すると言われています

つまり、腸が快調だと、免疫機能が整う&肌も快調に過ごせるというわけです。

腸に負担をかけすぎない食生活

ここでのポイントは、腸に負担を「かけない」ではなく、
負担を「かけすぎない」食生活です。

徹底して過ごしたほうが、身体(肌)も良くなりアトピー体質からも卒業できるのかも
しれません。

しかし、がんじがらめに抑え込んでしまうと逆にストレスにもなりそうです。
(ストレスも免疫力低下の原因になるとも言いますし)
そこで、私は少しゆとりをもたせて、腸に負担を「かけすぎない」生活を意識しています。

普段意識していること

例えば、普段こんなことを意識してます

・食べすぎない
腹八分目が理想ではありますが、美味しいものには欲に勝てないことも。
もし、食べ過ぎてしまった場合は次の食事までの時間を空けるようにしています。

・お腹が空いたことを感じてから食べる
時間が来たからご飯を食べる、というよりは「お腹が空いた」からご飯を食べる。
お昼の12時になってもお腹が空いていなかったら食べずに過ごすこともあります。

・晩ごはんの後は12時間何も食べない
この場合の晩ごはんとは「晩ごはんの後に食べるおやつ」もセットです。
午後8時までに食べ終わることが「理想」です。
(現実は理想通りにいかないこともありますが)

・消化に負担のかかるものは避ける
最近レトルト類が胃に重たくて食べれなくなってきました。
(カレー屋さんのスパイシーなカレーは時々無性に食べたくなるのですが)
消化に負担がかかるものを食べると、消化にエネルギーを持っていかれるのか、
食べた後、身体が重く感じて不快なので極力避けるようにしています。

・野菜を積極的に摂る
特にキャベツを常食していると、私の場合おおむね「快腸」です。
野菜ジュース=野菜代わり、としていた過去もありますが、
野菜ジュースは所詮加工食品、野菜とイコールで繋げられるものではないと
考えを改めました。

・食品添加物、化学調味料を避ける
見た目を良くする、日持ちを良くする、味を調整するなどで加えられている
食品添加物や化学調味料は、本来身体にとって不要なもの。
身体に入ってきた不要なものは、分解したり排除させるはたらきが必要なので、
胃や腸に負担がかかり結果、アトピー症状に繋がります。

・加工食品を買うときは裏面の「原材料名」を確認する
「原材料名」の表記は多く含まれているものから順に記載されています。

例えば市販の「ミルクチョコレート」
原材料名の一番最初に記載されているのは「乳」でも「カカオ」でもなく「砂糖」
(「チョコレート」せっかく買うなら「カカオ」が一番に記載されている商品を私は買いたい)

なお、表記の後順ほど、日持ちや見た目を良くするなどの目的で添加されているものになります。
加工食品を購入するときは、原材料名を確認することで
食品添加物、化学調味料を避けるにつながります。

無意識でしていること

上記のように普段意識しているわけではないけれど、振り返ってみればの食生活

・普段のランチは外食しない
平日お昼時間帯になると、お店の入り口でランチに並んでいる列をよく見かけます。
しかし、日々お店選ぶ(メニューを選ぶ)のが面倒、ランチメニューの多くは早い&安いで
 味付けが濃いものが多く、私のお腹にはちょいと負担が大きい。

結果、 自分でお弁当をつくる、それすら時間がないときは「おにぎり」握って持っていきます。

・コンビニでお弁当などの食べものは買わない
コンビニのお弁当やおにぎり、いろんな種類がありますが、
原材料表示を見ると「ムムムッ」となり手が伸びなくなりました。

・ペットボトル飲料は水を選ぶ 
元々甘い飲み物を好まないこともあるのと、外出時はマイボトル持参するようにしてます。
もし買うとしても選択肢は「お水」です。

時にはハメを外してもOK

食生活で意識していることについてツラツラと書きましたが、
ガチガチ守っているわけではなく

時にはお腹がはち切れるくらい食べ過ぎたり、
お腹に負担かかるとわかっていながら食べて後悔したり

なこともあります。

ニュートラルに戻す自分なりの方法を知っていれば、
時にはハメを外してもOKだと思います。
(その後、身体の声をちゃんときいてあげるとでもいいますか)

これまでに書いてきた「アトピーとのつきあいかた」の生活するようになってから、
30代のときほどの酷い症状はおこらなくなり、皮膚科に受診することもなくなりました。

(まだまだ探究中ではありますが、ここにたどり着くまで長かった!)

おまけ

もともと胃腸が弱いこともあるのですが、
「ラーメン屋のラーメン」と「真夜中のおやつ」は、お腹が重たくなるので食べられません。
(袋ラーメンや冷麺は食べれるんですけどね)

アトピー体質にとってこれは結果的によかったかも、と今になって思います。

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