電動ノックマンの元祖
先日、明和電機の工作組み立てキットで「電動ノックマン」をつくりました
出来上がったノックマンは飾って毎日愛でています。
かわいいなぁと眺めていたところ、電動ノックマンの元祖ともいえる
ゼンマイ式の「ノックマン」があることを知り、
がぜん欲しくなり(並べて愛でたい)
ゼンマイ式ノックマンは10年以上前の商品で既に販売終了の様子
メルカリで探したところ
ありました!
すでにゼンマイが効かなくなったものではありますが
白、黒ともに揃っているのは、めずらしく即買いしてしまいました。
ゼンマイ式ノックマン
ゼンマイ式ノックマンはもともと、腕を上下に動かすことでゼンマイのネジが回り、
その反動で頭に乗せている方の腕が上下して、「コン、コン」と音がでる仕組みです
(実際動いている動画がありました)
黒の方は頭にのぜている方の腕を動かすと「ジーッ」とゼンマイが動く音がするのですが、
白い方は腕を動かしても何も音がたたず、完全にパーツのどこか接触が遮断されている
様子。
胴体は透明なつくりで、機構部のバネ、歯車が透けて見えます。
胴体は2箇所のネジで止めてあるだけ、ノックマンを触っている内に
ムクムクと中を空けてみたくなってきました。
あわよくば、中を触って復活したら嬉しいなぁという思いとともに。
いざ!分解
白黒2つあるので、黒は見本用に置いておいて白を触っていきます。
工具箱から精密ドライバーをもってきて、
機構部を囲む胴体を止めているネジを外してみます。
・・・
一つは外せましたが、もう一方は年数もたっているためか、
ネジが固くなかなか緩みません。
なんとかネジが緩まないかとドライバー片手に頑張っていたところ、
ネジが途中でポキっと
あ~ぁ・・・
でも、ちょうど境目の辺りだったので、胴体から機構部を出すことはできそうです。
胴体から頭と足を外し
機構部が出てきました
中はこんな感じで腕を上下に動かすことで歯車が周り、ゼンマイが巻き上げられ
ゼンマイが戻る動きに合わせて頭に乗せている腕が上下に動きます。
「コン、コン」と頭を叩く音に合わせて、ゼンマイ部分と連携した真ん中のハート部分がクルクル動きます。
ゼンマイと歯車の接触が悪くなっているのかなぁと
歯車の位置を調整していましたが、どうもゼンマイの動きが悪いようで
ゼンマイなど触ったことも無ければ、その仕組みなど全く知識はないのに
勢い余って「えぇ~い!」とゼンマイ部分も開けてしまいました
あ~ぁ、やってしまった。
ここまで来てしまうとお手上げです
足跡代わりに、各所写真で記録を撮っていたのですが、
ゼンマイのバネがぴょーんといってしまい、
元の位置に収めようと悪戦苦闘するも時間ばかりが過ぎていく
しかも、格闘中にゼンマイの歯車を一つ見失うという失態もおかし、
もしかしたら動くようになるかも?は儚い夢となりました。
そして元に戻す
もともと動かなくなっていたものだったので、
分解したパーツを戻していけば
それなりに(あくまでもそれなりに)元の姿にもどります。
散々歯車部分を触っていたので、戻すのは早いです
(盛夏の午後、大汗かきながら私、なにやってんだろうという思いとともに)
(それっぽく)戻りました
ほら、並べてみてもゼンマイの中身が入ってないとはわからない。
おまけ
収まらなかったこのパーツ、どうしようかなぁ